物件探し

建売住宅と注文住宅の違いは?購入費用が抑えられるのはどっち?

戸建マイホームを費用を抑えて購入したい。

でも、物件選びでは妥協をしたくない。

私もそう考えてマイホームの候補になる物件選びをしています。

不動産情報サイトで検索をした時にほとんどの物件が建売住宅の情報ですよね。注文住宅ってどうなんだろう?とふと疑問に感じました。

今回は建売住宅(分譲住宅)と注文住宅の違いや費用について調べてみました。

建売住宅のメリットとデメリット

建売住宅とは、その名前の通り住宅メーカーが土地を仕入れて建物を立てた後で販売する方法の住宅です。

分譲住宅も建売住宅の一種で、同じエリアに数棟から数十棟の家を立てて販売しています。

建売住宅の最大のメリットとして言えるのが、土地と建物をセットで購入でき価格も周辺の住宅相場に近い価格で購入ができます、

また、完成済みの物件を実際に見てから購入がで、購入から引き渡し入居までの時間が短期間でできるのもメリットです。

一方、建売住宅は建物の建設にかかるコストをギリギリまで抑えて家を建てるため、建材のグレードは一般的なものかコストを削減した簡易なものになります。

また、分譲住宅は同じ仕様の住宅を複数建てるため、外観が統一されて個性的なものにはなりません。

建売住宅の価格は安い?

建売住宅の全てが安いと言う訳ではありませんが、土地と建物を別々に購入する必要のある注文住宅は建売住宅の1.2倍から1.5倍程度の価格差があると言われています。

建売住宅が3000万円の売り出しの場合、注文住宅が1.5倍の価格とすると4500万円になり、その差は1500万円もの金額になります。

建物のグレードはあまり気にならない、土地と建物をセットで購入して費用を抑えたい、建売で自分の希望にあった立地と間取りが見つかったなどの場合は費用は抑えることができそうです。

一概に建売住宅は安い、注文住宅は高いといった先入観で決めるのではなく、予算内でどんな家が購入できるかを検討する必要があります。

土地と建物を別々に購入する注文住宅でも費用を抑える方法もあるようなので、私もキチンと調べて予算内ならば注文住宅も検討したいと思います。

建売住宅の家は購入しても大丈夫?

建売住宅は注文住宅と比べて、建物のグレードが落ちると言うと本当に購入しても大丈夫かと心配になりますよね?

一般的には建売住宅も注文住宅も構造部分はそこまで大きな差はないと言われています。

また、建売住宅も注文住宅も新築で販売される住宅は、完成引渡しから10年間の保証が義務化されています。

建売住宅と注文住宅の大きな価格差は構造部分ではなく建材の質や設備のグレード、工期の人件費などが価格に影響をしているため、建売住宅だから心配と言うことはなさそうです。

また、私の調べた限りでは注文住宅だから欠陥が全くないと言うこともなく、価格や保証に関係なく欠陥がある住宅はある一定数はありそうです。

建売住宅の口コミ評価が悪い理由

不動産口コミサイトを見ていると建売住宅の口コミ評価が悪い傾向にあります。

その理由は新築戸建住宅の中で建売住宅は約60%を締めているとのデータがあります。

さらに首都圏だけで見るとその差は80%まで上昇すると言われているので、建売の方が供給量が多い分口コミで悪い評価がつきやすい傾向にあると言えます。

また、満足している人はあまり口コミを書かないという傾向を考慮しても建売の口コミが悪いからと言って建売住宅全体が悪い訳ではありません。

悪い口コミでもマイホーム選びの参考になるものが沢山あるため、物件選びの際に注意するだけでも良い物件に巡り会えると思います。