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新築マンションの申込み殺到?マンション販売方法のカラクリとは

新築マンションの不動産情報を見ていると第1期完売や申込み殺到などよく見かける光景ですよね。

よく知らずにみるとこのマンションって人気があるんだと勘違いしてしまいそうですが、実はマンションの販売方法で人気のあるように見せているだけなのを知っていましたか?

人気があるはずだったマンションが実は売れ残り多数の不人気マンションだったなんてこともあるかもしれません。

新築マンションの期分け販売

新築マンションでよく見かける第1期、第2期といった住戸の販売が何回かに別れている販売方法です。

第1期完売など売れ行きが好調に見えて、第2期、第3期と販売が続くため実際にはそれほど人気物件と言えないケースもあります。

しかし、第1期の売り出しから1ヶ月以内で完売になるマンションも中にはありますので、気になるマンションがあれば、第1期でもすぐに購入をするべきだと思います。

首都圏のマンション契約率は平均70%以下

分譲マンションでは初月契約率が70%以上あると販売は好調となるそうですが、首都圏のマンション初月契約率は平均で70%を下回り2019年の初月契約率は62.6%に止まっています。

人気のあるマンションなら売り出し前からチェックをする必要がありますが、大多数のマンションは急いで購入を決める必要もなさそうです。

また、第1期や第2期等で値段の幅も大きくは変わらないため、買う時期はそこまで気にしなくても良さそうです。

すぐ完売してしまうや申込み殺到など景気の良い営業の言葉に惑わされることなくしっかりと物件を見極める必要がありますね。

完売でも諦めいないで

人気の高いマンションで完売してしまったとなっても、まだ購入できる可能性は少しだけ残っています。

マンションを購入する際は売買契約を結んだあとでローンの本審査となりますが、ローンの本審査で通らない契約者がいた場合や手付金を放棄して契約解除をした場合には再度販売される可能性も少しは残っているからです。

欲しかったマンションが完売となってしまっても、諦めずに再販の可能性に賭けて準備をしておくのも良いかもしれませんね。